2017年 02月 15日
ギボから学ぶ、幸せ、不幸せ。
夫は、この三月で一先ず退職するが、退職金はない。
四月から週に四日勤務につくので、しばらくは生活の安泰が予測される。ありがたいことである。
が、である。
貯蓄はなく、あと六年の住宅ローンが残る。
年金額も未確定、私たちの老後はどうなるのだろう?
さて、ギボは職業婦人であったから、充分な年金収入があるらしいことは知っていた。
夫、還暦につき、これからのことやギボ亡き後の財産のことなど、いままで嫁の関与していなかったことについて、夫に聞いてみた。
なんと、ギボには亡き義父の遺族年金も入っており、私のパート収入の四倍ほどの収入があることが分かった。
ギボは常々「私は、どうも不幸だぁ」と言っている。
収入が充分にあって、息子さんの家で暮らして、不幸だと?
たぶん、嫁がいたらないから、なのだろう。
年金額と幸福度には相関がないらしい、、、と、、、ギボをみて嫁は確信した。
いま、目の前にあるすべてのことに感謝してみる。
経済面で心配のないギボと実父母。
しかも今のところ自分の身の始末ができる。ありがたい。
私も夫も健康でまだまだ働ける。これもありがたい。
不幸の種を探すより、目の前にある幸せに感謝して、これからを生きていきたい。
ギボとの暮らしから学んだこと。
ギボがいるから分かったこと。
すべては巡り合わせ。
ありがたいと、思えるほどに嫁も成長させていただけた。
夫、還暦につき、これまでを見直して分かったこと。
嫁は、不思議にも穏やかなシーンとした気持ちでこれらを受け入れることができた。
これから
どんなことが起きても、なんとなくドンとしていられそうに思った。
先のことは分からない。
ひょっとして、彼らより私が先にイクかも?
夫がギボがより先に?
これは、我が家の代々に起きていることだし。
ま、考えてみてもしかたがない。
「私は、幸せだぁ」というかわいいバーさんになりたいとは、嫁の切なる願いである。
by sakura-saku-tiru
| 2017-02-15 20:49