咲くのも散るのも美しく。50代の微妙な日々を前向きに綴ります。


by sakura-saku-tiru

ギボ、マッシュポテトに泣く

土曜日のこと

いつものように私は、朝からでかけていて
休みで家にいた夫が、
コトコトと、一日かけて牛すね肉のワイン煮込みを作ってくれた。
とても、美味しくできていた。

これには、マッシュポテトだと思い、
ジャガイモを柔らかくゆで、
ゆで汁をきり、バターとスキムミルクをまぜこみ、
さらに、牛乳を少しずついれながら弱火にかけ、
最後に溶けるチーズもいれてとろみをだし、
まあ、素晴らしいマッシュポテトが出来上がった。

マッシュポテトがあるから、ご飯はなし。

あとは、小松菜と油揚の煮浸しという、和洋折衷。

🍷が、進む、進む。

と、突然、ギボが泣き出した。

こだものしか食わんにほどこまってんのがい?
こだのしかねーんだら、自分で何が作っから、いってくなんしょ。
え?

なに?

ジャガイモは、ギボにとっては、ご飯の代用にはならないものらしい。

ワイン煮込みの肉も黒くてなんだか、分からなかったらしい。

困ったね。

説明しようにも耳は遠いし、話に混ざれないのが一番おもしゃぐねーんだわない。

補聴器をつけてくれたら、少しは理解しあえるのか、
はたまた、この溝は補聴器では埋まらないのか。

明日は、膝の通院。
この至らない嫁が付き添う。
ヒアルロン酸を注入してもらいに。

今夜は、ひじきを煮たのと今季三作目のいかニンジン、お節の残りの昆布巻き、マッシュポテトの残りで作ったミートグラタン。それに、白いご飯と野菜たっぷりの汁物にした。
私も、ギボもむっつりとしたまま、食べた。

明日も寒いらしい。
無事に病院に行って帰ってこれますように。


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Commented at 2017-01-21 21:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sakura-saku-tiru at 2017-01-22 09:53
鍵コメントさま

ギボは、昔から料理は不得手でした。それなりに作っていましたが、夫はギボの料理を口に運ぶことはありませんでした。

ギボの部屋にはミニキッチンがありますが、もっぱら電子レンジでのチンのみに使っています。

台所に二人で立つことはないので、その点は平和です。

今から十年前、私は、真剣に夫との離婚を考えていた時に、介護の必要になったギボが我が家にやってきました。

私は、診られません、と夫には伝えてありましたが、ギボは、人の世話にはなっちゃぐね、と施設入所を頑なに拒み、以来、人ではない夫と嫁の世話を受けております。

離婚はしないと気持ちを切り替えたのはつい三年ほど前。

まあ、いろいろと、ありましたねぇ。

夫は何かあると強い口調でギボを怒るので、ギボは、夫のいない時に、私にこんな風に嫌みをいいます。私が黙っていれば平和なのですが、夫に愚痴をこぼします。夫はギボに、口に合わないときは、黙って棄てろ、て伝えたようです。大声で。

ギボは寂しいのでしょう。が、口を開けば嫌みや悪口。こちらの話は聞いてくれない。補聴器で溝が埋まるかどうか?たぶん、むずかしいなぁ。



by sakura-saku-tiru | 2017-01-16 22:06 | Comments(2)